Translate

2016年4月6日水曜日

ファンタスティック・プラネットという映画

お花見シーズンも到来し、やっとで暖かくなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
ファッションシーンでは、16−17A/Wを最後にエディ・スリマンがデザイナーを辞任すると発表。お次のデザイナーは既に決まっているようで、エディ無き後のサンローランの動向(消費者の反応など)が気になる次第です。
それまでエディがサンローランで作りあげてきた世界観がどう変わるのか、もしくは変わらずに支え続けるのか…。
ケリングの経営にどう響くのか…。(こういうアパレル業界の経済動向を見るの好きです。w)
この件に関しての詳しいことはこちらどうそ

エディには今後とも面白い事をして世間を沸かすんだろな〜。って期待しかないですけどね!

前置きが長くすみませんがもう一件、ファッション関連の話題を…。
つい先日の4/2に神戸旧居留地に佇むオリエンタルホテルに、フロム ウェア アイ スタンドの2号店がオープンしたようですね。旅行先でいざという時にこういう売店があると嬉しいものです。正に”最高の売店”って見出しがピッタシ‼︎



さて…本題にはいります。今回レコメンするのは映画!
昨日、Twitterでたまたま某アーティストがGYAO!でファンタスティック・プラネットが無料視聴できる。というツイートをしておりまして、ちゃんと観た事がない筆者にとって『これはまたとないチャンス!!』と言う事で、今朝ベットでiPhone片手に観ましたw
(本当は昨夜観ようと思ってたけど、思いつきで京都に行って想定外に帰りが遅くなったからw)

このファンタスティック・プラネットのDVDを買おうと思い何度もAmazonで見ているのですが、まぁまぁ高い‼︎(今見ると、2016年6月3日発売商品だと新品でお手ごろ価格なので、これが出たら買いますw)

こちらの映画、禁断の惑星 TABOO1 feat.志人で音源、PV共にサンプリングされており、より有名になりました(PVでは、56年のアメリカSF映画”禁断の惑星”のシーンも使用されております)

現在の情勢に物申す。と云わんばかりに、言葉巧みな高速ラップを操り、志人が訴えかけてくるリリックは意味深ですので、聞いた事のない方は是非。(あんだけ早口でよく噛まないな)

こちらの映画、73年製作のフランスアニメーション映画で原作は、ステファン。ウルのSF小説オム族がいっぱい
先に言っときますが、中々なオカルト映画です。アニメでここまでオカルトな物を見たのは初めてかもしれません。ホラーとはまた違った怖さがこの映画にはあります。

簡単にストーリを説明しますと、巨大な種族ドラーグ族

見た目と裏腹に結構、残酷な種族ね。

小人のオム族
この手のひらに乗っかってる小さい人。


ファンタスティック・プラネット、の原題は、”La Planète sauvage”フランス語で未開の惑星を意味します。
ドラーグ族の子供たち、オム族の親子をオモチャにし遊んでいた時に母親が死んでしまい、一緒にいた子供(この時はまだ赤ん坊)だけが生き残り、ドラーグ族の子供たちはその状況を見て見ぬ振りをし、退散します。
そこに出くわしたドラーグ族の少女ライバに拾われ名前をテールと名付けられペットとして育てられます。(この時点で怖いわw)


あんまり細かく書くとネタバレしちゃうので書きませんが、巨人のドラーグ族は、オム族を奴隷というか…虫けらというか…終始、下等生物扱いしています。
そして、話が進むにつれドラーグ族により、オム族の抹殺計画が始まります…。

(下等生物とか、虫けらってフレーズ見るとフリーザ様が頭を過るのは私だけ…?)



この映画に出て来るサブキャラ?の可愛いさが見どころの一つと言えるのではないでしょうか。



読んでないから分からないけど、進撃の巨人の元ネタ。とも言われてるようですね。(最近…というか今日、今さっき暗殺教室のアニメを見だして結構おもろいやん。ってなったところですw)

フランス映画ではあるものの、チェコバスキアで製作され、最終仕上げはフランスで仕上がったという面白いサクセスストーリーもあり、そういう点も面白いです。(下記、Wikipediaより)

1968年プラハの春の後、政府はイデオロギー的な規律と適切な闘争性を含んだ反資本主義・反帝国主義を映像作品に求め、監督や芸術家と対立した。1968年からトルンカのスタジオで製作が開始された『ファンタスティック・プラネット』の製作は長期にわたり、1973年に監督のルネ・ラルーの母国であるフランスで公開された。1968年8月のソビエト連邦によるチェコスロバキア侵入によって国内の民族意識は高揚し、作品に携わる唯一の外国人スタッフであるラルーの降板が持ち上がった。ラルーは監督を続けたが、作品の内容がソ連による抑圧を想起させると政府から圧力がかかり、ラルーはフランスに帰国して作品を完成させる


宮崎駿監督の”風の谷のナウシカ”の巨大生物の元ネタでもあるとか(下記、Wikipediaより)

宮崎駿は本作を鑑賞した際「ヒエロニムス・ボッシュの絵みたいな」「美しくもおぞましい」キリスト教ベースの美術に辟易しつつも「面白い」と思い、翻って風土を念頭におかない作品を描く通俗的な日本のアニメの現状を、「美術が不在」と言う表現で反省している



この作品が、日本のアニメーションシーンにもたらした影響は絶大なものである。とういうことは間違いないです。


ヒエロニムス・ボッシュ



このティーシャツ…欲しい。。

見るも見ないもあなたの自由です。
見てからの苦情は一切受け付けませんのであしからずw

観たい方は下のリンクからもいけるようにしときますね(無料公開は、4月の半ばくらいまでみたい)






0 件のコメント:

コメントを投稿