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2015年12月31日木曜日

お知らせ

明日は元旦で金曜日というブログ始めには最適な日です。






が、元旦初滑りに出掛けますので、更新できそうにないですw



思い付きで始めたブログにお付き合い頂きましてありがとうございました。

来年からはもっと面白い内容を書けるように精進したいと思います。

とりあえず、年明けたら書きますw


それでは良いお年を!










2015年12月25日金曜日

M/M (Paris)

今回、当初はLOEWEのクリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソン(jonathan anderson)をフューチャーしようと思ってたんですが…

LOEWEの事を調べていく中で、以前の記事でも簡単にですがご紹介したM/M (Paris)
LOEWEのグラフィックアイデンティティー、広告キャンペーンを担当している事を知り
気になって色々と見ていると、M/M(Paris)に興味の方向が向いてしまったので
変更しましたw


M/M(Paris)とは
1992年に学友だったカエル・アムザラグとマティアス・オグスティニアックの
二人により結成されたクリエイティブユニット。
デザイン、ファッション、音楽、アートと様々なジャンルで一度見ると
忘れないくらい印象的なデザインを作り、世界中の人々を魅了しています。
彼らの作品の表現方法の一つとしてよく用いられるのはタイポグラフィー。
今までも数々の賞を受賞し、数多くのメゾンブランドやデザイナーと
コラボレーションをこなしています。

Louis Vuitton×M/M(Paris)



M/M(Paris)×A.P.C.






M/M(Paris)×LOEWE



            




M/M(Paris)×Yohji Yamamoto


 




M/M(Paris)×björk



               


M/M(Paris)×Vanessa Paradis

                                            




…キリが無いのでこの辺にしときます。

ビジュアル、PV関係以外では、Vougue Paris,Purple Fashion Magazine,Interview Magazine
などなど雑誌のアートディレクションも手がけています。

今年、4月に東京のPARCOで展示がされていたようです。(今回調べてて知った…)
この展示を関西でもしてくれたらなーって思った方も多いと思いますw

冒頭でチラッと触れましたが、M/M(Paris)の二人はタイポグラフィーが本当に特徴的で
インパクトを重視すると読みずらかったり、むしろ読めないデザインになりがちですが
(筆者の個人的感想です)彼らのアートワークは難なく読めるデザインなのに、印象に
残るタイポグラフィーってとこが面白いなーって思います。
                                       

         

一見優しそうにみえて、触れようとするとトゲがあって安易に触れさせてくない。
けど、どうしてもその世界に触れたくなるアディクトなデザイン。

      


鋭いトゲが出ているように見えて、よくよくみると優しさが滲み出ていて見た人を
虜にしてしまうデザイン。





 

見る人によって捉え方は十人十色ですが、タイポグラフィーほどメッセージ性の強い
デザインは無いと思います。

ちなみにテクノロジー全盛の昨今ですが、自分自身のトレーニングの意味も込めて
手描きは続けているそう。




SNSだったり、MAIL機能の発達で文字を書く機会が減ってる人も多いように思います。
大切なあの人に手描きでの手紙を書いてみてはいかがでしょう?




M/M(Paris)

http://www.mmparis.com


もう一人紹介したいアーティストが
いますので簡単にですがご紹介したいと思います。

INKZOONAIL

大阪は堀江にあるプライベート・アートネイルサロンであるINKZOONAIL
ほんの最近まで、ネイルってスワロフスキーやストーンでギラギラにデコレーション
しているイメージが筆者の中では強かったのですが(このイメージって古いかもw)

つい先日、INKZOONAILのオーナーからネイルの話を聞き、それまでのイメージが
覆され、ネイルは人を綺麗にみせるためだけの物ではなく

モチベーションも上げてくれる魔法がある事に衝撃を受けました。



男性で例えるならば、スーツとネクタイの関係に似ていると思います。
スーツのVゾーンを彩るネクタイの役割が大変重要なのは、皆様もご存知かと思います。

スーツでのネクタイ選び。これって案外楽しかったりしますよね?
このスーツ、このシャツにこのネクタイを合わせるとどんな印象かな?とか考えるのって
すごく楽しいものです。

ネクタイ一つでその日の気分が高揚する。


この感覚と女性のネイルは似ていると思います。

ちょっと気分が落ち込んでいる時に、爪に色を彩る。絵を描いてもらう。
それだけで気持ちが前向きになって自然と笑顔になるネイルって面白い。

そんなネイルの面白さを教えてくれたINKZOONAILオーナーの独創的な発想、でもシャープすぎない優しいデザイン。




線や文字にはその人の個性が出ると思います。
これって千差万別で面白いですよね。
・心がタフな人は鋭い線を描く
・いつもニコニコしている人は笑っているような線を描く
(INKZOONAILのオーナーは後者ですw)

彼女の作品は、INKZOONAIL BLOG
http://ameblo.jp/inkzoo/
にてどうぞ。

ちなみに、筆者も小指の爪だけ描いてもらってます。



メンズはネイルしてはいけない。だったり、全部の爪にネイルを施さないといけない。
ってルールは無いと思います。

メンズのポイントネイル流行ると面白いのになー。
(ちなみに、日本だけでメンズのネイルをみると、沢田研二が70年代頃に
黒のマニキュア塗ってました)


長くなりましたが、今週はここで締めくくりたいと思います。
INKZOONAILに関して今後、改めてちゃんとご紹介をしようと思ってますのでお楽しみに。




2015年12月18日金曜日

春画〜SYUNGA~


しゅん‐が〔‐グワ〕【春画】
  1. 男女の情交のようすを描いた絵。笑い絵。枕絵 (まくらえ) 。


今回は、春画をテーマに書いていこうと思います。
春画といえば今回、日本で初めての展覧会が東京で開かれてますね。

この影響もあり、春画が世間一般にも定着しつつあるように思います。

よく”春画”=”ポルノ、卑猥な表現”と思われがちなので春画とはどういった表現のもの
なのか。
ってところを先ずは簡単に説明していこうと思います。

春画とは

春画とは、ざっくり言うと奇想天外、ふつうではあり得ない考え、発想。
奇想とユーモア。でしかないです。w

カテゴリーをにわけるならば…
・物語や伝説をユーモア化したもの
・妖怪、幽霊との性交
・擬人化した動物との性交
・肥大化した性器による滑稽な物語

といった感じです。

春画絵師も厳選して有名どころを紹介していこうと思います。

先ずは春画の有名作品で誰もが一度は見たことがあるであろう
葛飾北斎の”蛸と海女”

こちらの作品は玉取り姫という伝説をユーモア化した作品です。

ところでこの題材で描いた第一人者が葛飾北斎ではなく、川勝春章という春画界の
世界でもカリスマ的存在の絵師であることをご存知でしょうか?

その後、北尾重政が蛸と海女を手掛け、川勝春章の弟子である川勝春潮
師である春章、北尾重政を参考に書いています。


川勝春潮 蛸と海女

そして、一番最初に貼っている葛飾北斎蛸と海女の誕生。といった流れです。

ちなみに北斎が手がけた蛸と海女はピカソをも魅了させ、その作風を取り込んでいた
ようです。

ピカソ


蛸は春画の世界では人気な題材のようで有名絵師から、名の知られていない絵師まで
幅広く愛され?春画の世界で書かれています。
ちなみに、弁天様に絡んでいる蛸の春画なんかもあります。w

獣婚もので他によく見られるのは、馬、狐、犬、猫、ネズミ(?)などなど…
日本人に馴染み深い動物もいれば何で?と疑問に思う動物なども出てきます。





百鬼夜行・百慕々語

筆者が今回、一番紹介したかった春画のカテゴリーはこれです。w

百慕々語(ひゃくぼぼがたり)とは、妖怪物で当時出回っていたとされる”百物語”の
今で言うところのパロディとなります。

ここでも活躍する絵師は川勝春章
というのも、百慕々語を手掛けたのも川勝春章なのです。
この物語?に出てくる妖怪の全ての頭を男女の生殖器に変更されているというところが
注目点です。
タイトルの一部を掲載しておきます。

・へきぞろ(節季候”せきぞろ”)
・ぼぼんぐわぁ(ももんがぁ)
・ぶんぶく小まらにけがはえた(文福茶釜)
・ばんしうまらやしき(播州皿屋敷)
・ねこまら屋敷(猫また屋敷)
・ひとつまらこ(一つ目”まなこ”)
・ぼぼめ(うぶめ)
・ろくろつび(ろくろ首)

気になる方はこちらをご覧ください。

滑稽を越えて愛嬌があります。w


他には歌川国虎の作品”年雄床”(としおとこ)のろくろ首

”ろくろ首の退治の図”


(この先はさすがに画像掲載は自粛します) 歌川国貞
百鬼夜行から
開達磨
・三開まらこ

春のむら雨から
ばん州さねやしき
・猫まらの怪
・ろうろつび
・楠のぼぼこん
・ひとつまらこ
などなど…。


とまぁ、誰もが知る有名絵師が妖怪をモチーフにして春画を書いてたりもします。
この辺の作品は愛嬌があり、ご興味ある方は見て欲しい作品群です。




ところで、歌川派。というより春画の世界でもずば抜けて突飛な作品を手掛けたのは、
歌川国芳です。

下記、作品なんかは国芳でも有名ですね。(下記作品は春画ではないです。)



国芳の手がけた春画はこんなレベルでは無く、新機軸を編み出してます。w

タイトルの前にざっくり説明しておくと、生殖器が口?からビームらしきものを
吐き出していたり、国芳の有名作品”相馬の古内裏”よろしくあの髑髏が亀頭で表現
されてたり…。

もはや何も言えません。面白さを越えて、この発想力の凄さに悶絶します…。
賛否両論ありそうな作品達…玄人向けじゃないかなw(でも筆者は一番好きです)

では、タイトル紹介

開談百気夜行(国芳作品の会談百鬼夜行のパロディ)

・四つ目小僧
・じんばり入道、ぼぼとぎす
・玉門坊主
・ぬめり川の開蛸
・かりつこつ
・えんまらだいぼぼ
・ひばしら
などなど…。

最近は春画の画集もたくさん出ているので、興味ある方はそちらでさがして
みてください。(春画展で展示されてるか分からないので)


まだまだ他にも奇想天外な春画が多数ありますが、(男根で障子破り、床破りとか)
春画作品の紹介はこの辺で締めくくろうと思います。

ちなみに今回、紹介していませんが綺麗な?春画作品(曽根崎心中などの
有名な落語を題材にしてたり)もあります。


冒頭でも書きましたが、12/23まで東京にて春画展が開催されているようなので
近郊の方は是非!!

春画展関係者各位様がもしこのブログを見てくれたなら、関西での開催も視野にいれて
もらえたら!!と切実に願います。


日本人のエロをも滑稽に変換してしまう力。凄まじいと思います。w

春画には有名な浮世絵や肉筆画作品が隠れてたり、時代背景が反映してたりします。
これをキッカケに日本画に興味を持ってもらえたらなー。と!


2015年12月11日金曜日

今日この頃

なんとなく過去の撮ってた写真を見つけて懐かしいな〜。と思ったので…
今回はそんな写真をカテゴリー別にしながらアップしていこうとおもいます。

Andy Warholじゃないですが、人間が一番面白いとおもいますw





スケート

大阪に引っ越してきてすぐくらいに某所で大阪のスケートチームがスケートビデオの
撮影をしてるのに遭遇したのをキッカケに撮り始めたスケート写真
(他にも撮ってたのにデータ消えてました…)






ライブ

20の頃かな?HYSTERIC GLAMOUR×SUE RYNSKIの写真展で作品を見て
すげーかっこいい!!自分も撮ってみたい!!と思い…
その数年後、友達になった子がバンドをやっていたのでバンド写真を撮らせてもらう事に。

そこからライブハウスで自由に撮らせて貰える事になったりで…泥酔しながらカメラ振り回してました








                           



        


                                      





クラブイベント
クラブほどおもしろい出会いは無いんじゃないかなー。ってくらい色んな人を撮らせて貰いました。

朝方の死体(泥酔して寝てるひとのこと)を撮ったり…。
こん時と、ハードコアバンドのライブで撮らせてもらってた時は記憶あんまないです。w

































etc..

TATTOO,FILM CAMERA,INDIA
好きな事や面白いと思って撮った写真



















ざっくりと、写真をアップしてきましたが、20代前半に撮影した写真が
ほとんどです。
いわゆる、フレッシュな時に見えてた目線で撮った写真。


この頃は、何も怖いもの無しだった気がしますw
やりたい事、思いついた事を直ぐにやる!タイプなので色々楽しませてもらいました。
(今もそのスタンスは変わってない
けど)

写真に収めては、FANZINE(自費出版、コピー機で作るD.I.Yな冊子)
を作ってばら撒いたりとかね

今同じ被写体や空間を撮るとしても、物の見方、捉え方が若い時とは変わってるから
全くの別物になる気がします。

今、ZINEを作ればもっとクオリティ高く作れるかなw

まだまだやりたい事はたくさん有るし、もちろんやっていこうと



もし、20代前半の方々読んでくれてたら特に伝えたい事は、何かをやりたい!と
思いついたら即行動してガンガンやっていくべき。ってこと

歳は関係無い。と筆者も思いますが、若い時ほどアンテナが高い時は無い

歳を重ねればその分、色んな視野は広がると思います
でも、その視野の広さは若いときに何をしてきたか。が比例するんじゃないかな

親世代の人たちからお話を聞ける機会がこの頃あったのでそれを特に感じました。

あー。自分も50代になってから素敵な大人。って言われるようにがんばろw



久々にカメラ持とうかなーと思った今日この頃でした。