今回、おそ松さんネタで書こうかと思いましたが、せっかく春も近いってことで、春が一番似合う服。アントワープ6の一人でもあるドリス・ヴァン・ノッテンにしました。
先ずは、ドリス・ヴァン・ノッテンとは何者か。をご紹介していきましょう。
Dries Van Notenとは
先述の通り、”アントワープ6”の一人で、”Dries Van Noten”というブランドを手掛けているデザイナー。主に、エスニック調、フォークフロア調を得意とするデザイナーで、柄×柄をもっとも得意とするデザイナーではないかと思います。
下記画像の通り、メンズ、レディースともにコレクションを発表しており、ストールやマフラーといった小物は、スパイスの効いた、見るものを魅了する品々が毎シーズンリリースされています。
Dries Van Notenのこだわりと特徴
”プリントの魔術師”の異名をもつドリス・ヴァン・ノッテン。その理由の一つで特筆すべきポイントは、ファブリックのトレンドを作り出すところにあると思います。
ここ数年、メンズ服に花柄を用いられるトレンドを作ったのもドリス・ヴァン。ノッテン。
数シーズン前となりますが、下記画像は14 S/Sコレクションのランウェイ
このシーズン辺りからメンズでも色々なブランドから、小花柄、バティック柄等をリリースされ始めました。
14SSコレクションでの特徴は、パリ装飾美術館にある特別アーカイブ資料から18世紀〜20世紀に用いられたテキスタイルを使用し、シルクやナイロン、ウール。メンズ服では珍しい生地であろうシフォン地に転写していたことではないでしょうか。
他にインスピレーションソースとして、ドリス氏は、ベルギーにある服飾美術館の特別アーカイブ資料を使用する権限を持っていたり、自身でも所有している数を把握しきれないほどのテキスタイル資料を持っているそう。趣味は自宅の庭園に花を植える事だそうで、そういった趣味も彼にインスピレーションを与えているんでしょうね。
16S/S Dries Van Noten Collection
今までも素敵なテキスタイルを使用し、形も奇抜過ぎず、私生活にも取り入れやすい洋服をリリースし続けてきたドリス・ヴァン・ノッテン。
今春16SSのウィメンズでは素敵な色合いやプリントを用いデイリーウエアに落とし込みながらも、融通無碍に。いかにも作る事を楽しんでいる事が伝わる色の組み合わせや、計算されたプリーツ、美しく装飾されたツイードなど、着る人の気分を高揚させてくれる服たちが勢ぞろい!
メンズコレクションでは、マリリン・モンローを主役に、架空の対話がテーマ。服を用い色々な対話が繰り出されているようです。
下記写真
ジョン・ライドンのビッグシルエットよろしく、絶妙なバランスのゆったりしたシルエットにダブル仕様ジャケット。そして、ドリスらしい落ち着いたチェック。というディテールがジョン・ライドン×ドリス・ヴァン・ノッテンといった感じで素敵ですね!
ちなみにショーでも、P.I.Lの楽曲が使用されたり、エルヴィスの曲が使用されたりと演出にもぬかり無く…。といったショーだったようです。
まだ寒い日もありますが、少しづつ春は近づいているように思います。
今年の春はいつもと違ったカラーの洋服、今までチャレンジしていなかった柄物に挑戦してみてはいかがですか?
それでは今週はこのへんで〜♫
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