あくまで個人的感想ですが、アレキサンダー・ワン(Alexander Wang) が同ブランドに就任後の同ブランドをお店に観に行きましたが、彼の色が強すぎて好みではなかったです。(あの時が好きだったのに!って人には申し訳ないですが)
個人的感想は…まぁいいやw 後ほどその理由にも触れていきます。
では、バレンシアガについて。って事で、初代デザイナー〜ブランド特徴などを紐解いていきましょう。
BALENCIAGA
1914年バスク系スペイン人、クリストバル・バレンシアガ(Cristóbal Balenciaga)が設立。20世紀前半の「クチュール界の建築家」と言われている。 1950年代にはDiorと肩を並べる名門に成長。68年に創始者であり、デザイナーでもあったクリストバル氏が死去。
その2年後の1970年頃より経営不振による倒産危機に直面するが、その後、復活を果たす。
2001年には、PPR(現ケリング)の傘下に属す。同年、チーフディレクターに、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)が就任。(ニコラ・ジェスキエールは現在、マークジェイコブスの後任として、ルイ・ヴィトンのウィメンズクリエイティブ・ディレクターを務める。)
(余談ですが、この時、グッチの経営不振を見直す為に、トム・フォードが所属していた時で、当時、若手であったニコラの才能を見抜いた一人といっても過言ではないです。)
2001年バッグと靴のラインを発表(昨今流行りのバッグはニコラが所属していた時に登場したバッグってこと)
翌年2002年には初のメンズラインを発表
ニコラ・ジェスキエールの有名な発言で「僕は(低迷する)バレンシアガを救ったが、バレンシアガにも(ファッションデザイナーとしても)救われた」という言葉があります。
1950-51A/W
2001-02A/W
2013-14A/W
上記写真2枚は、1枚目が、創始者でデザイナーである、クリストバル・バレンシアガの代表的なカクテルドレス、2枚目がニコラ・ジェスキエール就任直後のコレクション。三枚目がアレキサンダー・ワン就任直後のコレクション写真の一部です。
創始者クリストバル氏の作品。構築的なデザイン、実際に着た時の事を.。動いた時の変化を計算しながら入れてるであろうプリーツの入り方。このバランスによる調和でフェミンンさをプラス。
01−02A/W ニコラ氏の作品。「クチュール界の建築家」へのオマージュかのように、ニコラ氏のデザインも構築的ながらも女性らしさ可愛らしさを取り入れられた素敵な作品。
13−14A/W ワン氏のデザイン この時の同ブランドのコレクションに多く見られた(気がする)マーブルファブリック。タイトなシルエットでフェミニンというよりも、女性の力強さ、格好良い女性。を意識したような作品が多かったように思います。
筆者のバレンシアガに対するイメージは、フェミニン、構築的だったのでワン氏が就任したタイミングでブランドの方向性を変えたのかな?って印象でした。
その後のバレンシアガも見ていましたが、何か…バレンシアガの良さが無くなってない?って感じがして正直寂しく思ってました。(あくまで個人的感想です。)
その時は、メンズも何か違う…って気がして目にも止まらず…。
そうこうしてると、またデザイナーが交代とな…。ヴェトモンのデザイナー?ヴェトモンってどんなブランド?ってところから始まり、色々とヴェトモンの服を見ていると、ストリートな要素を取り入れつつも、スポーティ。なるほど。昨今のスポーティブームはココからも来てるのか。と色々考えながらも楽しみにしていました。
そしてつい先日、楽しみにしていたデムナ氏による新生バレンシアガコレクションの発表…
そうそう!この感じ!構築デザインでフェミニン。そこにデムナ氏が得意とするストリートな要素をスパイスにミックス。
サンローラン現デザイナーであるエディ・スリマンが16−17A/Wを最期に退任?のニュースやら、Diorからラフ・シモンズ退任のニュースやら…また、ファッション業界が盛り下がるのかなあ…って思ってた矢先にワクワクさせてくれるコレクションの発表!
去年から色んな雑誌でデムナ氏の情報は入ってたけど、どうなんやろ?って思ってたのが事実。でも、それを覆されるコレクションだったのもまた事実。
今後とも服という媒体から目が離せないですね。
そうそう。DSM GINZAで、グッチのデザイナーであるミケーレによるインスタレーションが4月6日まで公開されているようです。あー超行きたい!!!!
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